最後の最後まで

「こんなこと」になるとまでは思っていなかった年末
どうしようもない痛みがどこにもいってくれない
本当の意味で逃げ場がないのを味わったのは随分と久しぶりのこと
どうだろう、顎の骨折をした25年以上前以来かな(そこから僕の痛覚はどこかへ行ってしまった)

食事も摂れない、眠ることも出来ない、ようやく寝付いたと思ったら「ドンドンドン!」と痛みがドアをノックして目を覚ます

「おい、お前どっか行ってくれよ」
痛みに対してそんなことを呟く
「鼻から下の顔をとっかえてくれないかな?」
目覚めた真夜中にそんなことを想いながら

今年もヘマばっかりやったからそのせいかな
空回りばっかりだったな
こっちの道が早そうだと車線変更して、結果回り道みたいな
そんな感覚
そうだ、今年はずっとブログもサボっていたもん
あれやこれやちょっと情けなくなっちゃうね

それでもずっと FAMILY が居てくれて
ただの時間軸かもしれないけれど、今年って時間がこうして終わろうとしている
最後の最後まで「痛み」との生活の2022年って時間かもしれない
それでもそれも僕のせいだ
世界を歪めているのは僕自身のせいなのだ

ありがとう

それしか言えなくて

また来年と言える時間すら限られている中で、こんな店に付き合って下さって感謝しかないんだわ
インターネットもあるしどこへでも行ける時代
別に洋服屋なんて星の数ほど在る
僕で在る必要なんてそもそもきっと無い
そんな分かりきった世界で今もこんなありがたい仕事をさせてもらえることにひたすらに感謝する
時計の針が止まるまで
あと2年と半分とちょっと
そうそう長くはない

それまで倒れても倒れても、その回数だけ立ち上がるって決めている
僕に出来るのはきっとそれだけ

ありがとう

また来年

本当は「EDEN」というアルバムがあってそれがいいなぁと思ったけど Youtube で僕には見つけることが出来なかったので代わりに

André Gagnon 

 

 

Posted by:Urano Takahiro ウラノ タカヒロ

Garage EDEN shop Editor.